最適な時期とは?リフォームのタイミングを見極めるポイント【ユニットバス】編

お世話になっております、今回は【ユニットバス】についてお話させていただきます!


※この記事はどこかで聞いた話や調べた話ではなく私が仕事をしてきた中での体験・経験に基づくものです。


~はじめに~

現在ではほとんどの新築、改築で使われているのがユニットバスですが、タイル張り在来工法の昔ながらのお風呂も残っているのが現状です。

耐用年数は工法によってさまざまで、ユニットバスですと約20年ほどといわれていますが在来工法タイル張りのお風呂ですと目地周りの割れ等がいつ起きるかわかりませんし地震等の揺れで起きてしまう場合も多いですので何年と言える年数はありませんが基本的にはユニットバスと同程度と考えてよいです。在来工法に関しましては年数が経っているのであれば一度見てもらうのも良いかと思います。

工事の種類としては

①在来工法→ユニットバス

②ユニットバス→ユニットバス

この2種類が考えられます。

工事の違いとしては解体作業の内容が変わるというだけです。

基本的には

①解体→②配管工事→③浴室内土間打ち→④ユニットバス施工・給排水工事→

⑤浴室入り口工事→⑥完成

以上が基本的な工事の流れとなります。

それではユニットバスにおけるリフォームのタイミング、ポイントをお話していきます!


~リフォームのタイミングを見極めるポイント【ユニットバス編】~


①経年劣化による浴槽の破損(主に在来工法)

意外と多いのが浴槽の破損です。主に経年劣化によるものですが浴槽にひびが入り漏水してしまいます。

補修をすることも出来なくは無いですが長くはもちませんので交換をおすすめします。放っておくと漏水による躯体の腐食の原因になってしまいます。


②漏水による躯体腐食(主に在来工法)

在来工法のお風呂の交換理由としてはこちらが一番多い印象です。タイル目地からの漏水が原因で下地の腐食→躯体の腐食と続いて行ってひどい場合は風呂入り口の床が抜けたりと、非常に深刻なことになってしまいます。長く使っている在来工法のお風呂に多く見受けられますので異変を感じたらまず相談してみましょう。


③単純な経年劣化(ユニットバス)

ユニットバスの歴史は在来工法と比べて歴史が浅いのでそこまで替える上で重大な原因は無いですが、単純な経年劣化(15~20年程度)で替えるというのが一般的で、初期不良や配管工事の施工不良等除くと漏水や腐食といったものはほとんど見られません。しっかり使って耐用年数に合わせて交換を検討するのがベストです。


~まとめ~


今回はユニットバスのについてお話ししましたがざっくりまとめると以下のような感じです。


【在来工法の場合】

①経年劣化による浴槽の破損

②経年劣化によるタイル目地からの漏水・躯体の腐食

③経年劣化


【ユニットバスの場合】

①初期不良(配管工事不良・接続不良)

②経年劣化


以上が原因のまとめとなります。

お風呂は特に毎日複数の人が入る場所でもありますので劣化による不具合が出やすいです。現在の主流はユニットバスではありますので漏水・腐食などの原因はクリアしていますが、在来工法の場合はいつその時が来るかお客様にはわかりにくいというのが現状で目で見てわかる時にはもう替えるか替えないかの2択ではなくほぼほぼ替えなければいけない1ったくになってしまうので、長く使っている場合は一度点検してもらったほうが良いです。

長く使うためには定期的な点検は必要不可欠だと考えていますのでお近くの工務店さんに見てもらいながらお使いになることをおすすめします。弊社へのご相談もお待ちしておりますのでお気軽にお申し付けください!


ではまた・・・