お世話になっております、今回はリフォームに最適な時期【キッチン編】についてお話していきます。
※この記事はどこかで聞いた話や調べた話ではなく私が仕事をしてきた中での体験・経験に基づくものです。
~はじめに~
キッチンの工事に関してですが、私の経験上結構長くギリギリまでお使いになる方が多い印象です。一般的な耐用年数は約15年前後と言われていますが、トイレや洗面化粧台とは違い、キッチン工事はトータルで150~200万くらいかかってしまうので平均的に20~25年くらいお使いになるお客様も見受けられます。そこで今回はキッチンのリフォームのタイミングについてお話していきます。
~キッチンを替える際に参考にすべきポイント~
①給排水周りの劣化・腐食・漏水・つまりによる逆流
一番多いのが給排水周りの不具合です。長く使っているということもあり不具合率ナンバーワンです。
・給排水の接続部分での腐食による漏水
・地震など衝撃による接続部のズレ
・パッキンのかみ合わせが微妙にズレてしまっている
・排水管の中に油が溜まって固まってしまい管が塞がってしまう
この辺が主な原因です。
どれも100%気を付けながら生活をしていくのはなかなか難しいですのでちょとでもおかしいなと思ったらお近くの工務店さんに相談しましょう!
②付属ユニットの不具合・破損・故障
こちらはお客様が気づくのが一番早い不具合です。
・毎日開け閉めする戸棚の扉・取っ手の破損
・引き出しのレールの破損
・電動・手動吊戸棚(ムーブダウン)の不具合
・天板の割れ・破損
この辺が良く聞く原因です。実際問題これらの不具合は我慢して使おうと思えば使えてしまったりしますし、新しいうちに壊してしまった場合(初期不良を除く)はすぐに替えられないといった状況にもなってしまいます。
これらの原因の場合は耐用年数(約15年)を目安に交換工事をご検討されると良いです!システムキッチンがよほど古くない場合はメンテナンスでの”修繕”も出来ますのでそちらもご検討されると良いと思います!
③思い立った時
・CMで見たあのキッチンが使いたい!
・展示場にあった高級感のあるモデルにしたい!
・キッチンの方向、部屋の間取りを変更したい時
例 I型キッチン→L形に
アイランドキッチンにしたいので部屋を丸ごとリフォームしたい
手狭なので大きいキッチンにしたい 等
良いものが欲しい・使いたいというのはいつの時代も一緒です、思い立ったら熱が冷めないうちにお近くの工務店さんに相談しましょう!
~まとめ~
①給排水・水道管周りの不具合はすぐに相談!(場合によっては修繕処理も可能です)
②目に見える破損は耐用年数と照らし合わせて判断(修繕も可能)
③とにかくどんな場合であってもまずは相談から
以上がまとめになります。
~おわりに~
一番大事なのはまず相談してみるということです。こまめにメンテナンスをすればキッチンを長く使うことができますし愛着が出てきて古くなっても替える予定は全然無いですといった声もちらほら。取り換えることがすべてではないので、まずは相談してみて・直るところは直して今のキッチンを長く使っていただくのが一番かなと思います。
ではまた・・・