理想の子ども部屋はどうつくる?いつから必要?どんなプランにすればいい?

皆さんこんにちは。神奈川県藤沢市に拠点を置き、藤沢・茅ヶ崎・鎌倉といった湘南エリアやシーサイドエリアで、新築工事やリフォームを手がけるムトウ建設です。


子ども部屋が必要になるタイミングはご家庭の教育方針や、お子さんの成長ぶりでさまざまです。

前回は子ども部屋がいずれ必要になることを想定して、柔軟にリフォームするコツをご紹介いたしました(https://www.muto-kensetsu.jp/blog/category8/142586

今回はお子さんの躾や勉強も踏まえて、家族のコミュニケーションが取りやすい子ども部屋の工夫を紹介いたします。




■子ども部屋は必要?不要?



1980年代初頭にマスコミを騒がせた「子ども部屋論争」では、子ども部屋は有害で、子どもが家族と過ごす時間が減ってしまい、非行を助長したり家族が解体してしまうということが議論されました。


たしかに子ども部屋を与えることは、メリットとデメリットの両方があります。

メリットとしては自立心を育めることや、ランドセルや教科書、体操服など小学校入学以降の持ち物の収納スペースを確保できること。


デメリットとしては、子ども部屋にこもっている間は中で何をしているかわからない、ということが挙げられます。長時間スマホやオンラインゲームに熱中したり、ネット上でトラブルに巻き込まれる可能性も否めません。


したがって子ども部屋を考える上では、あくまで家族でオープンに過ごすことを第一として、程よく子どもがプライバシーを守れるための場所、というスタンスが大切です。




■小学校に入ったら子ども部屋はつくったほうがいい? 



小学校に入学すると、一気にお子さんの持ち物が増えます。

これを機に子ども部屋をつくるご家庭も多いことかと思いますが、勉強は親が面倒をみる必要があるのも事実。

したがって子ども部屋はいずれ使うことになるスペースとして確保しつつ、基本的には親御さんがLDKで宿題や作業を見守れるとよいでしょう。


たとえばキッチンを対面式にしてカウンターを取り付ければ、家事をしながら勉強や作業を見てあげることが可能です。

また学校帰りの荷物を子ども部屋にしまうのも悪くはありませんが、例えば玄関を上がった場所やキッチン近くに、お子さん専用のランドセルや文房具をしまう収納スペースをつくってあげるのも一つの手。

個室を使わなくても、おのずと整理整頓のクセが身につきますよ。




■思春期を迎えたら個室は必要、ただしこもりきりにならない工夫を!



中学生に入学したら、身体的にも思春期を迎えるので、ここからは個室の出番です。

ただしこもりっぱなしではよくないので、子ども部屋をつくるのなら帰宅して必ずLDKを通る動線にするのがポイント。


そして建具はドアよりも引き戸がおすすめです。ふだんは戸を引き込んでオープンに使い、気分的に一人で過ごしたい時や集中したい時は引き戸を閉めて個室化できるようにするとよいでしょう。あまりに長い時間、引き戸が閉まっていたら親御さんのほうでも変化に気づくことができます。


またLDKの近くにロフトをつくって、空間を有効利用しつつ子ども部屋にするのも賢いアイデア。

隠れ家のような趣のある楽しい場所になりますが、気配が伝わり必要な時にコミュニケーションが図れます。そしてロフトは天井高さが必然的に低くなるのでこもりっぱなしにならず、おのずと大半の時間をリビングで過ごすようになるでしょう。




■それぞれのご家庭に合った子ども部屋で、生き生きと成長を!


人の暮らしは千差万別。住生活をテーマにした研究によると、お子さんが大学に入っても家族全員で川の字になって寝ている、というご家庭も一定数あるそうです。

したがって子ども部屋に対しても先入観にとらわれず、家族の価値観やお子さんの成長に即して、ベストなスペースをつくりましょう。



ムトウ建設は湘南エリアやシーサイドエリアの家づくりのプロフェッショナルで、ライフスタイルをおうかがいして最適なプランニングをご提案いたします。

ていねいな施工にも定評があり、アフターケアまできめ細やかにサポート。小さなリフォームからリノベーションまでお受けしております。


何か変えたいけれどもどうすればよいか具体的にはわからない……とうまく言葉にできないご要望も、豊富な実績から巧みに汲み取ります。

2023年3月末まで申請期限が延長された「こどもみらい住宅支援事業」の事業者登録もしておりますので、お得な補助金活用についてもお気軽にご相談くださいね。


ムトウ建設の施工事例は、こちらからご覧ください。

https://www.muto-kensetsu.jp/showcase?tag=1303